こんにちは、とーとです。
みなさんNISAってご存知ですか??
「なんとなく聞いた事があるような?」
「横文字は難しそうで拒否です」
こんな感じの方も多いと思います。
「あれでしょ、投資の税金がみたいな」
こう思った方は世の中のお金の制度に
アンテナを張っていて偉いですね。
NISAは2014年からスタートした
個人投資家向けの税金優遇制度です。
他にもつみたてNISAやジュニアNISAもあります。
なかなか制度が充実していますね。
そもそもなぜこのような制度が
充実してきたかというと
日本の経済状況が先行き不安だからですね。
高度経済成長期やバブルの頃では
終身雇用と年功序列で
給料は年々安定して上がっていき
定年退職後も年金がしっかりしていました。
また、銀行の金利も高く
バブルの時代には
定期預金で6%もついたそうです。
ほっておいても約12年で2倍になる計算です。
そりゃ銀行に貯金しろと言いますよね。
2021年現在では
高いところで約0.2%です。
10年掛かって2%増える程度です。
預金でお金を増やすのはほぼ無理ですね。
さらに年金の不安や
老後2,000万円足りない問題もあり
投資をして自分でお金を増やそうとする人が
増えてきています。
こういった背景を踏まえて
国が個人投資家を応援する制度を整えた
という事ですね。

私もNISAを利用して資産運用していますが、
預金より遥かに高い利回りで
銀行よりも効率良く増えています。
この記事を見てくれているということは
少なからず投資に興味がある方だと思います。
何も知らずに税金が掛かる運用方法をすると
金額が大きくなり期間が長くなるほど
税金の差が大きくなります。
そうならない様に投資を始める前に
まずはお得なNISAを
しっかりと勉強しましょう。
結婚資金の為に
子どもの大学の為に
老後の為に
将来の為に必要なお金は
たくさんありますね。
銀行の預金ではうまく貯まらなくても
投資ならしっかり増やす事ができる
可能性は高いです。
そこにNISAを利用すれば
さらに上手くいきやすいでしょう。
ちゃんと理解して
将来の不安を解消しましょう。
今回はNISAとつみたてNISA
そしてジュニアNISAについて解説します。
この記事を見ればこんな事がわかります。
- NISAって何?
- つみたてNISAって何?
- ジュニアNISAって何?
- NISAとつみたてNISAとジュニアNISAの違いは?
では始めていきましょう。
NISAって何?

まずはNISAについて解説します。
NISAとは、
個人が投資で利益を得た場合
通常約20%の税金が掛かるところを
非課税にしてくれる制度です。
NISAとは、2014年1月にスタートした、
個人投資家のための税制優遇制度です。
NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、
株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、
金融庁ホームページより引用
NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。
毎年120万円までは
株式などを売った利益も配当金も
税金が掛からないという事です。
年金制度の不安や経済の不安など
今までのように会社に頼るだけでは
個人の資産形成が難しくなってきているので
税金を優遇するから個人で資産運用して
資産形成してくださいねという事ですね。
非課税のイメージですが
50万円で買った株が60万円で売れた
⇨10万円の利益(譲渡益)
通常は約20%の税金( 約2万円)が掛かりますが
NISAでは税金は掛かりません。
また株の配当金で年間1万円もらえた場合
通常は約20%の税金(約2千円)が掛かりますが
NISAでは税金は掛かりません。
どちらも最大5年間非課税です。
つみたてNISAって何?

続いてつみたてNISAについて解説します。
つみたてNISAもNISAと同じく
個人が投資で利益を得た際に
税金が掛からない制度です。
つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を
支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、
金融庁ホームページより引用
長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、
投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。
つまりNISAと違って長期的に分散投資をする
投資スタイルにより向いているという事です。
こちらは毎年40万円までで
最大20年間非課税です。
ジュニアNISAって何?

次にジュニアNISAについて解説します。
こちらは0歳から19歳までを対象とした
未成年専用のNISAです。
ジュニアNISAとは、
2016年度から始まった未成年者を対象とした少額投資非課税制度です。未成年者(0~19歳)を対象に、年間80万円分の非課税投資枠が設定され、
金融庁ホームページより引用
株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。
基本的な内容はNISAと同じですが
- 年間80万円まで
- 18歳までに資産をお金に変えると課税される
などの違いがあります。
子どもが成人した後のために
資産形成する制度ですね。
NISAとつみたてNISAとジュニアNISAの違いは?

NISAは種類によって
対象年齢や非課税期間
非課税の枠が違います。
また対象となる商品も違います。
以下にそれぞれのNISAについての
概要や違いをまとめました。
NISA | つみたてNISA | ジュニアNISA | |
対象年齢 | 日本に住む20歳以上 | 日本に住む20歳以上 | 日本に住む0歳〜19歳 |
非課税期間 | 5年間 (最大10年間) | 最大20年間 | 5年間 (最大10年間) |
非課税可能枠 | 年間最大120万円 | 年間最大40万円 | 年間最大5年間80万円 |
購入方法 | 積立or一括 | 積立のみ | 積立or一括 |
対象商品 | 株式投資信託 国内株 海外株 国内ETF 海外ETF 国内REIT 海外REIT etc | 長期の積立・分散 投資に適した一定の 投資信託 (金融庁が認めたもの) | 株式投資信託 国内株 海外株 国内ETF 海外ETF 国内REIT 海外REIT etc |
非対象商品 | 非常上株式 預託金 債券 上場株価指数先物 FX 金・プラチナなど etc | 上記以外の株や金など | 非常上株式 預託金 債券 上場株価指数先物 FX 金・プラチナなど etc |
他のNISAとの併用 | 不可 | 不可 | 不可 |
基本的には、
- NISAを始める人の年齢
- 自分で色々選びたいか
- 厳選された商品にするのか
- 運用期間は長期なのか
この辺りがどのNISAにするかの
選択のポイントになってくると思います。
まとめ
今回はNISA、つみたてNISA、ジュニアNISA
について解説しました。
現在の日本では、給料が上がりにくく
少子高齢化で老後の年金も不安ということで
将来のためにお金を貯めておく事に
苦労している人が多いと思います。
銀行に預けていても、超低金利で
利子はほぼつきません。
それならばと資産運用を考える人も
多いと思います。
通常の方法だと、資産運用で出た利益は課税対象なので
約20%税金で取られます。
NISAを使えば、
利益は全て受け取れるので
資産運用をするならマストです。
ぜひしっかりと理解して
お得に資産運用をしていきましょう。
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
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では、また。
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