節約、節税

本当に必要?保険と社会保障について考えよう

節約、節税

こんにちは、とーとです。

みなさんは民間の保険には入っていますか?

 

  • なんとなく進められたから入っている
  • 会社で働き始めたら入るものだと思っていた

 

こんな感じで入っている方も多いのではないでしょうか?

保険は万が一の時の安心を買うものなので

入っていても損はないと思います。

ですがこのように感じる方も多いのではないですか?

 

毎月の保険料が高い!!

 

これって本当に必要??

 

不必要な程手厚いプランにしたおかげで
毎月の支払いがキツくなっていませんか?

本来民間の保険は
国の制度を補う為に入りますが

 

日本は国の保険制度が充実しているので
実は手厚いプランは必要ありません。

 

今回は保険の考え方について、
解説していきたいと思います。

 

毎月の保険料が高いと感じているあなた

今の保険が本当に必要か疑問なあなた!

 

是非この機会に自身の
保険の内容を適切なものにしましょう!

 

この記事を見ればこんな事がわかります

  • そもそも民間の保険は何の為にあるのか?
  • 必要な保険の内容とは?

ではいきましょう。

保険とは

そもそも民間の保険とは何の為にあるのか?

それは万が一に備えるもの

 

  • 万が一病気になった場合
  • 万が一事故が起きた場合

 

などの為に備えるものです。

特によく言われるのは、
万が一の病気で入院した場合に備えて

CMでよく聞くフレーズですね。

でも知っていますか?

病気などで高額な医療費がかかった場合、
高額医療制度というものがあり、
お金が返ってきます。

 

高額医療費制度とは⏬⏬

例えば、標準報酬月額が28万円から50万円の方の場合、
自己負担額が30万円となっても約21万円程度が払い戻され、
約9万円程度の負担となります。

(全国健康保険協会HPより抜粋)

つまり手厚い医療保険に入っていなくても
貯金で十分にまかなえるという事です。

 

ちなみに医療業界での営業経験がありますが、
自己負担額30万円は健康保険で3割負担なので
約100万円の治療です。

これは高額と言われる心筋梗塞の手術以上の金額です。

生命保険の場合も同じく

遺族年金というものがあります。

 

遺族年金とは⏬⏬

国民年金または厚生年金保険の被保険者または被保険者であった方が、
亡くなったときに、その方によって生計を維持されていた遺族が
受けることができる年金です。

(日本年金機構HPより抜粋)

受給額の目安がこちら⏬⏬

子どもが2人いる場合で、
亡くなった旦那が平均35万円の月収のサラリーマンだった場合
月額約14.9万円貰えます

(オリックス生命保険HPシミュレーション抜粋)

生前の収入や子供の人数によって変わりますが、
国の制度で最低限はもらえます。

 

住宅ローンを組んでいる場合、

契約者が死亡した場合は、
ローンについている生命保険で支払われる為
ローンを払わなくてよくなります。

 

また終身保険などの老後の貯蓄を含む商品の場合、

生命保険+投資信託

みたいなものになりますが

手数料が非常に高く

商品によっては3〜5%掛かります。

日本で一番人気の投資信託である
「eMAXIS Slim」シリーズでは

手数料は0.1%前後です。

長期間になるほど差が大きくなるので
保険では老後の貯蓄に向いていないです。

※投資信託⇨色々な株を詰め込んだパックの様な商品

また貯蓄型の保険の場合、
払込満期が60歳以上の事が多く、
それまでに解約しても積立金の70%程しか
返ってきません。

私も120万円が80万円しか返ってきませんでした。

それでも解約した方がプラスだと思って
解約しましたが。

貯蓄が苦手で無理矢理引き落とさないと
老後の貯蓄ができない人にはいいのかもしれませんが

それなら節税もできるiDeCoの方がおすすめです

気になる人はこちら⏬⏬

最近よく耳にする iDeCoについて解説しました。 iDeCoの仕組みや、 iDeCoの魅力を徹底解説しています。これを見れば、あたなも老後の不安がなくなるかも!?

徹底解説!iDeCoの魅力

 

ただどちらも60歳まで受け取れないことを考えると
普通の貯金や資産運用の方がいつでも取り出せるので
何かあった時のためにはいいと思います。

必要な保険の内容

では実際に必要な保険の内容を解説します。

原則として、

 

可能性はかなり低いが、
起きた時の金銭的損害が大きいもの

 

ここに備えて保険をかけましょう。

貯金でまかなえるものは貯金でまかないましょう。

必要以上に保険金を払うより
その分を貯金に回した方がいいです。

 

例えば車の場合

  • 対物対人・・・必要
  • 車両保険・・・できる限り貯金でまかなう

こんな感じです。

 

火災保険なんかも、
起きた時の損害が大きいので必要ですね。

 

医療保険の場合、

基本的な費用は公的保険でまかなえます。

保険の適応外の代表的なものは、

 

  • 差額ベット代
  • 入院中の食事代や日用品代など
  • 先進医療費

 

などが挙げられます。

 

差額のベット代は病院によって様々で
5,000円から数万円と言われています。

 

先進医療費も内容によって様々で、
数万円から数百万円のものがあります。

 

先進医療費に関しては、
様々な保険会社で先進医療特約などがありますが、
オプションなので、基本の契約が必要です。

 

先進医療特約の為に余分な基本契約が必要なのかどうか
検討が必要です。

 

また先進医療費は医療費控除の対象になるので、

税金が安くなるという形で
翌年ある程度は返ってきます。

 

生命保険の場合、
自身の状況によって異なってきます。

基本的には、自身が死亡した後
誰にいくら必要か考えましょう。

  • 独身

特に大きな保証は必要ありません。
必要以上に掛け金を増やすくらいなら
貯金に回しましょう。

  • 家族あり(子どもなし〜成人前)

子どもの養育費が必要なため、
万が一に備えて死亡保証は必要です。
2,000万円〜3,000万円の設定が多いかなと思います。

 

  • 家族あり(子どもなしor成人後)

子どもの養育費が不要なため、
手厚い死亡保証は必須ではありません。
残されるパートナーに必要かどうかで検討しましょう。

まとめ

今回は民間の保険について解説しました。

日本は国の保険制度が充実しており
高額医療制度や遺族年金で
民間の保険の大部分がまかなえます

自身の状況や価値観によって様々ですが、

くるかどうか分からない万が一に備えて
高額な保険に入るよりも

国の制度を理解した上で
適切な範囲の保険にしておきましょう。


月々の支払いで苦労することもなく
精神的にも安心だと思います。

また保険に必要以上にお金を掛けるより
自身の健康にお金を掛けた方が
充実した人生を送れます。

是非自分に合った保険内容を見つけましょう。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

このサイトでは、
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をテーマに役立つ情報を発信しています。

これからも、皆さんに有意義な情報を
発信していける様に頑張ります。

では、また。


    

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