こんにちは、とーとです。
前回の記事では、 iDeCoの制度について解説しました。

iDeCoをうまく活用すれば
「老後2,000万円足りない問題」
も解決できるかもしれないですね。
今回は、 iDeCoのメリット・デメリットを解説したいと思います。
それを踏まえて、おすすめの人や
はじめ方について解説したいと思います。
iDeCoが気になっている人必見!!
しっかり理解して、節税と
老後問題の解決に役立てましょう。
この記事を見ればこんな事がわかります。
- iDeCoのメリット・デメリット
- iDeCoはこんな人がおすすめ
- iDeCoのはじめ方
では始めていきましょう。
iDeCoのメリット・デメリット
iDeCoのメリット・デメリットについて解説します。
◎メリット◎
- 公的年金以外に老後資金を準備できる。
- 節税になる。
- ポータル制度により、
転職しても次の会社に資産を移換できる。
❌デメリット❌
- 年金なので、
原則60歳以上からしか受け取る事ができない - 元本割れのリスクがある
- 手数料が掛かる場合がある
まずはメリットの解説です。
2021年現在の日本の公的年金制度では、
20歳以上の日本に住む全ての人に
公的年金の加入が義務付けられています。
- 全ての人が対象の国民年金
- 会社員が対象の厚生年金
- 公務員が対象の共済年金など
働き方によっていくつか種類があります。
給与明細に載っている
「厚生年金保険料30,000円」
これの事です。高いっ!
少子高齢化で現役世代の減少による国の減収により
将来の年金受給額に不安があると言われています。
また、終身雇用制度の崩壊などにより
日本の会社の4つに1つは退職金がない
と言われています。
このような老後の状況の為に、
公的年金以外に老後の資金を作れるのは
大きなメリットです。
またiDeCoはポータル制により、
転職をしてもそれまで積み立てた資産を
次の会社でも継続して運用する事ができます。
転職したら無くなるわけではないので安心です。
実際に私も転職した時に、
以前の会社で積み立てた資産を移換して継続しました。
無くならなくてよかった。
次にデメリットの解説です。
まず年金という扱いなので、
原則60歳以上からの受け取りとなります。
(加入年数によって変動あり)
また、株式など運用指示の内容によっては
元本割れのリスクがあります。
(元本割れ=元々の価格を下回る価格になること)
例)10,000円で買った株が9,000円になる
こうした元本割れのリスクも含め、
金融商品に運用指示を出すので最低限の知識は必要です。
商品のおおまかな種類はこちら
また、各種手数料が掛かります
主だったものがこちら
- 加入時手数料
一律 2,829円 - 口座管理手数料
金融機関によって異なる - 信託報酬
商品の運用コスト
商品により異なる - 給付事務手数料
一回 440円
できる限り手数料の安い銀行や商品を選ぶ様にしましょう。
店舗型と比べて人件費がかからない分、
手数料が安いネット証券がおすすめです。
上記のメリット・デメリットを踏まえた上で
iDeCoをお勧めの人は、
毎月の生活費と必要な貯金がある
サラリーマンです。
理由は、
「デメリットの60歳まで受け取れない」
という事です。
貯金と違い今すぐに受け取れないので、
急な出費に対応できる貯金がないと困ります。
自営業者と比べサラリーマンは
給料が突然無くなるリスクは低いので、
より適しているでしょう。
iDeCoのはじめ方
ここまで、iDeCoの魅力について
解説してきました。
次はいよいよ始め方です。
何をするかというと、
1、金融機関で口座を作る。
2、掛金を決める。
3、運用商品を決める。
大まかに見るとこんな感じです。
細かなはじめ方については、以前の記事も参考にして下さい。

ここで一つ注意点です。
2021年7月現在、
企業型確定拠出年金に加入している方は
iDeCoに加入できない場合があります。
企業型に加入している場合、
iDeCoとの併用を企業が認めている必要があります。
詳しくは、お勤め先の総務課に確認してみましょう。
2022年10月からは、
ほぼ全ての人が併用可能となります。
私も企業型に加入しており、
2022年10月を待ってからiDeCoを利用しようと思っています。
まとめ
iDeCoのメリット・デメリットを解説してきましたが、
いかがだったでしょうか?
iDeCoは老後の不安を解決する為に非常にお得な制度です。
是非きちんと理解して、お得に活用しましょう。
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
このサイトでは、
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をテーマに役立つ情報を発信しています。
これからも、皆さんに有意義な情報を
発信していける様に頑張ります。
では、また。
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