こんにちは、とーとです。
前回の記事で、確定拠出年金の制度とメリット・デメリットについて解説しました。

知らなと損をするけど学校で教えてくれないし、会社の説明会も意味がわからない。
そんな声に応えてしっかり解説しています。
これを見るだけで、確定拠出年金は理解したも同然!?
「意味はわかったけど、じゃあどうやったらいいの?」
そう思っているあなた。
確かに、理解してもどうやったらいいのか分からなければ
宝の持ち腐れになってしまいますよね。
でも大丈夫!安心して下さい。
今回は誰にでもわかるように始め方と運用指示の方法を解説します。
これを見ればあなたも確定拠出年金をお得に利用することができ
節税と老後資金問題の解決に近づきます。
では始めましょう。
口座開設
まず一番最初にする事は、
銀行や証券会社での確定拠出年金用の口座開設です。
既に口座を持っている方や企業型に加入している方は、
飛ばしてもらっても大丈夫です。
どこの銀行でも取扱はありますが、
ネット銀行やネット証券が手続きも
全てネット上で完結し、
商品ラインアップも豊富でおすすめです。
今回はネット証券最大手の楽天証券の画面で説明します。
まずは
「楽天証券 確定拠出年金」で検索

クリックして進むとこんな画面になります。

画面真ん中上の
「お申し込みはこちら」
から進んで下さい。

この様な画面になったら、
「加入申込をする」
をクリックして進んで下さい。

ここでご自身の職業を選んで下さい。
その後、
「楽天証券の口座を持っていますか?」
「楽天会員ですか?」
と聞かれますので、
該当するところをクリックして進んで下さい。

進んでいくとこの様な画面になりますので、
個人情報を登録していきます。
これで口座開設ができました。
実際に口座が開設されるまでには、
1〜2ヶ月ほど掛かります。
また、申し込んだ銀行だけではなく
「JIS&T(日本インベスター・ソリューション・テクノロジー株式会社)」
という所からも書類が届きます。
この会社は確定拠出年金を記録する会社で、
さまざまな手続きに必要なので大切に保管しましょう。
主な商品の種類
次に商品について簡単に解説します。
主な商品の種類はこちら。
- 定期預金
- 国内債券
- 外国債券
- 日本株
- 外国株
- 日本REIT
- 外国REIT
- バランス型
大まかに分けると、このようになります。
各商品を大まかに説明します。
《定期預金》
銀行の定期預金です。ほとんど利息はつきませんが元本保証です。
ローリスク・ローリターン
《国内債券・外国債券》
債券とは借金の事です。国の債権=国債、会社の債権=社債
定期預金よりは利息はつきますが、
元本を下回る価格になる可能性があります。
(元本割れ)
ミドルリスク・ミドルリターン
《国内株式・海外株式》
いわゆる「株」です。
大きく値上がりする可能性はありますが、
大きく値下がりする可能性もあります。
ハイリスク・ハイリターン
《国内REIT、海外REIT》
REIT(リート)不動産の株の様なものです。
ミドルリスク・、ミドルリターン
《バランス型》
株式、債権、定期預金などをバランスよく組み合わせた商品です。
ミドルリスク・ミドルリターン
その他銀行によって様々な種類の商品があります。
自身の価値観に合わせて商品を選んでいきましょう。
運用指示
続いて運用指示の方法です。
どの商品にどれだけの割合で運用するかを指示します。
内容次第で資産額が大きく変わるので非常に重要です。
私の企業型のページで説明します。
先程とは違う会社ですがご了承下さい。
まずは口座を作ったサイトにログインします。

ログイン画面でJIS&T口座番号とインターネットパスワードを入力します。
ログインできるとこの様な画面になります。

現在の資産状況が出てきます。
合計金額は消していますが、しっかりと運用をしていますので10万円プラスです。
何もしていない人は、ここが0円かほんの少しの金額になります。
下にスクロールすると
「運用商品・掛金配分を変更」
とありますのでここをクリック。

ここからはJIS&Tのサイトに移動します。

個人ポートフォリオのシートをクリック。

この様な画面になります。
左の「商品別配分変更」をクリック

現在の商品配分が出てきます。
下に商品一覧がありますので、
ここに自分の運用したい商品と掛金の割合を入力します。
例)ダイワ_Lバランス30⇨50%
ニッセイ日本株ファンド⇨50%
ここで指示をした割合で毎月の掛け金から
自動で各商品に割り振ってくれます。
注意点としては、必ず100%になる様に入力して下さい。
これで運用指示ができました。
スイッチング
毎月の掛け金の割合を指示する以外に、
「スイッチング」
というやり方もあります。
これは、現在の商品を売って
他の商品に変更する事です。
例えば、
「定期預金5万円を売却して日本株に変更する」
といった具合です。
もう一度先程の画面を見ていきましょう。
上の個人ポートフォリオのシートをクリックし、
左のスイッチングをクリックします。

現在持っている商品から売却する商品をクリックし、

新たに購入したい商品を選びます。

売却数量と購入割合を指定して申し込み完了です。
今まで積み立てたものはそのままに、
将来の積み立ての内容を変更する場合は
「商品配分変更」
現在持っている商品を変更したい場合は
「スイチング」
状況に応じて使い分けていきましょう。
まとめ
確定拠出年金のはじめ方を
誰にでもわかるように解説しました。
確定拠出年金は運用する人によって
運用結果が大きく異なってきます。
是非しっかりと理解し、
老後資金の為に有効活用しましょう。
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
このサイトでは、
サラリーマンでもできる節税・節約
をテーマに役立つ情報を発信しています。
これからも、皆さんに有意義な情報を
発信していける様に頑張ります。
では、また。
コメント