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保険との正しい付き合い方とは?

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こんにちは!

いきなりですが、

保険には入っていますか?

生命保険、医療保険、積立保険など

誰もが何かしら入っているとは思います。

ではこの保険は、

何のために入っていますか?

この質問にはっきりと答えられる人は
ほとんどいないんじゃないでしょうか?

保険とは本来は相互扶助
つまり助け合いの精神でできています。

大きな病気で
手術や入院になったら大変ですよね?

だからみんなで幾らかずつ出し合って、
いざという時はそのお金で助け合う。

そんなイメージです。

だから必要額を掛け捨てでいい

という判断になります。

今回は、この保険の意義と
考え方について見ていきましょう。

保険の定義

まずは保険の定義からいきましょう。

冒頭でも触れましたが、

保険とは相互扶助です。

相互扶助とは辞書によると、

社会・組織の構成員同士が互いに助け合うこと

となっています。

保険の相互扶助は、
村社会での助け合いから発展している
と考えると
イメージできやすいんじゃないか
と思います。

「みんなで少しずつお金を出し合って、
村としての蓄えを持っていて、
誰かに何かあった時に、
その蓄えからお金を使って助ける。」

こんな感じがイメージできると思います。

なので、必要以上に手厚すぎる高額なプランに
入る必要があるのかは検討の余地があります。

適切な保険の考え方とは?

では必要な保険はどれくらいなのか?

ここを考える時に必要なのは、

「何のために保険に入っているのか?」

これをはっきりとさせることです。

以前の記事にも書いている、
目的と手段の話ですね。

目的が決まらないと、
保険の内容(手段)
決まりません。

そしてもう一つ大きなポイントがあって、

保険は、対象の病気などにならないと、

いくら高額な設定にしていても、
お金が入らないという事です。

保険って実は、

結構投機的な側面があるんですね。

例えば医療保険

がんの治療では、

入院すると

平均で1ヶ月に約77万円かかる

というデータがあります。
(厚生労働省「2019年度医療給付実態調査参照)

これは保険適用前なので、
保険適用後は3割負担で

約24万円となっています。

病室を個室にした場合の差額や、
食事代は保険適用外なので、

追加で10万円くらい掛かるとして、
支払額は約34万円

もう少し余裕を持って考えても、
50万円あれば何とかなるイメージです。

これを準備できるのであれば、
そもそも保険を掛ける必要もないし、
難しいならば保険でまかなう
という事になります。

ご自身の経済状況と目的を考えて、
保険を設定する。
経済状況は変わるものなので、
定期的に見直しをし、
ある程度貯蓄ができたのであれば、
保険の内容を減らす

という事ができるのです。

手厚くして
何にでも対応できるようにするのは
安心かもしれませんが、

何事も起こらなければ
お金としては基本的には返ってきません。

何事も起こらないのはいい事ですが、
資産を増やすという側面で見ると
効率的とは言えないですよね。

適切な内容にして、

余った資金を投資に回す。
効率的に資産を増やせますし、
いざという時の準備もしやすくなります。

資産形成と保険という手段

先程、何事も起こらなければ
お金配本的には返ってこない
と言いました。

では貯蓄型の保険はどうなの?

という意見もあると思います。

様々な商品がありますが、

基本的には積立金額の中から、
運用分や保障分、会社の利益など

が引かれるので、

効率的には

投資信託などの金融商品には劣ります。

また、
引き出すには解約するしかいパターンが多く、
満期までに解約すると
総額の7~8割くらいしか返ってこない
パターンが多いです。

いい悪いではなく、
目的を明確にして
一番効率的な手段
を選びたいですね。

まとめ

今回は保険の捉え方について
考え方を解説しました。

何事も目的を設定するという事は
非常に大切です。

保険も、
目的を設定して
適切な範囲に設定する事で、
保険料が高いとか、
よくわからない内容で入っている

という事も防げると思います。

ぜひご自身の保険の内容を一度確認して、

これは何のための保険なのか?

という事を確認してみましょう。

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